シンガポール動物園 ~父と息子のシンガポール旅行②~
2007年 08月 27日
| ▼
今回の旅行はとにかく息子の行きたいところを優先し、私はツアコンに徹しました。行きたいところに優先順位をつけ、体力のある序盤のうちに見れるものを見るという作戦。で、観光初日はシンガポール動物園へ行くことにしました。
ホテルの朝食を蹴って、開園の8時半とほぼ同時に入園。ホテルからはタクシーで30分くらいでした。
動物園はとにかく緑が多くて、ジャングルの中を歩いているようでした。檻や柵が少なくて、自然な感じが良い動物園でした。
象さんの水浴びを見ることができました。入っていきなりこんな場面に出くわし大興奮です。
息子も夢中で写真を撮っていました。
最後に餌のバナナを食べさせることが出来ます。息子もやりたいというのでバナナを買いました。ちょっと緊張気味の息子でしたが、初めての餌やりに満足の様子でした。
朝食です。ジャングル・ブレックファストといって、動物と一緒に朝食を食べることができます。ビュッフェスタイルですが、味の方はイマイチでした。5歳の息子はタダだったので、まあ良しとしましょう。
この日の動物はオランウータンでした。しかし、ツアコンの私は息子の好きなものを取ってきて食べさせ、写真を撮り、ビデオを撮り、今度は自分のを取ってきて食べとやっているうちに時間が過ぎ、殆ど動物を見る暇がありませんでした・・・。
「ご飯も食べたし、オマエの好きな動物を見てイイゾ!」と言った瞬間、突然のスコール!このあと2時間足止めをくらいました。携帯していた折り畳み傘など通用するような雨ではなく、カッパを着たところでずぶ濡れになってしまいそうな勢いです。更にその数分後、息子がリュックを背負っていないことに気づき慌ててレストランへ。席にはもちろんリュックはなく、店員さんに聞くも要領を得ません。ここでデジカメの登場。このバックショットに写っていたリュックで分かってもらえ無事戻ってきました。息子は情けない顔で謝っていましたが、息子の荷物も管理できないとは・・・ツアコン失格です。
楽しみにしていた動物園に来て、2時間の足止めは堪えました。息子は当然我慢できずに愚図ります。それは他の多国籍ファミリーも同じで親はなだめるのに必死のようでした。スコールが弱まってきた頃にはシビレを切らした人たちがカッパを着て雨の中を歩き出しました。もちろん私と息子もです。
その後、スコールは止み、2時間の遅れを取り戻すべく歩きまわり、とりあえずひととおり見ることができました。
シンガポールの幼稚園児らしき集団がいました。息子に「同じくらいの年の子じゃない?」というと、恥ずかしいのかモジモジしだしました。異国で色々な国の子供たちを見て息子がどんな反応をするのかもこの旅の楽しみのひとつでした。
色々なショーを見せてくれるのもこの動物園の特徴のひとつです。が、スコールのため午前中のショーはクローズに・・・。
案内表示も見事です。日本語表記もあり分かりやすいです。
横断歩道も面白い!
広い園内にはトラムが走っていて有料ですが乗ることができます。
息子が動物園で一番楽しかったことは、象に餌をやったことでも、オランウータンと朝食を食べたことでも、象に乗ったことでもなく、このトカゲに会えたことのようです。
象乗りの列に並んで待っていると、草むらからいきなり現れたトカゲのようなもの。恐らく野良トカゲです。これがかなり気に入ったようなのです。
ホテルに戻るとメモ帳になにやら書き始めたので、息子が寝たあとでコッソリ見てみると、トカゲのスケッチでした(笑)。
息子が動物園で一番楽しかったことは、象に餌をやったことでも、オランウータンと朝食を食べたことでも、象に乗ったことでもなく、このトカゲに会えたことのようです。
by narayan2
| 2007-08-27 00:21
| シンガポール旅行記
| ▲