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アルファー波が出る店、ピープル・ピープ
2009年 01月 13日 |
1次会はモツ鍋、2次会はスナック、3次会はパブと新年会は滞りなく進みました。皆さんお疲れのようで3次会が思いのほか早く終わりました。ピープルピープに行けるかも!と時計を見ると0時前。しかも、偶然にも3次会の場所はピープまで横断歩道を2つ渡れば行けるという最高の立地でした。財布の中のサービスカードを確認すると土曜日の営業時間は12時頃までとなってます。

店を出てタクシーでホテルに戻る人、〆ラーに行く人を見送り、さてと私はピープ方面へ。眩いばかりに輝くススキノのネオンから横断歩道を2つ渡ると、ここはススキノなのだろうかと思ってしまうほど閑散とした一角にたどり着きました。ピープル・ピープです。

年前にひとりで行ったばかりだったので抵抗無く扉を開けます。店内は閉店間際にも関わらず賑わっていました。今回も運がいいことにカウンター席が開いていました。チーズケーキパフェをオーダーしました。

さて、今日はどのくらい待たされるのだろうと、とりあえず携帯をいじります。しかし、携帯いじりも10分もすると飽きてしまい、さすがに読む本も持ち合わせていなかったため、店内の張り紙やせわしなく動き回るマスターを眺めることをするしかなくなります。

店内の面白張り紙に真新しいものはありません。その代わりに、いい加減そろそろ剥がしても良いのでは?と思えるほど年期の入ったものもあります。
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例えばこれ。「現在は――なりました」とありますが、恐らく「現在」とはかなり過去の「現在」だろうし、「なって」からもう何年も経っているはずなので、いつまでもお知らせする必要はないのではないでしょうか?まあ、それもピープなんですけどね。

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カウンター上の壁にはホールケーキの写真の数々。写真の日付を見ると90年代初期撮影の古いもの(笑)。こちらも剥がす気配はなし。

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カウンターの右側にはピープル・ピープ作のドールハウス。1990年作品というから少なくとも18年は営業していることになりますね。

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ドールハウスの手前のカンカンにはメニューの上から貼る、あの「品切ました」シールが!ピンボケで分かり難いですが……。

更に視線を右に向けると怪しげな筒状になった黄色い紙が数枚、缶の中に立っているのが見えました。何だろうと思い席を立って見に行くと……
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ピープル・ピープ新聞!?ピープに来るのは恐らく10回目くらいだと思いますが、今まで全く気づきませんでした。早速手に取って見ます。こちらもかなり年季が入っていて、また、多くのお客さんに読まれたようでかなりボロボロでした。頭の悪い私にはイマイチ新聞の内容が理解できません……。それでも読み進めていくとある一文に目が留まりました。

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「アルファー波が多くでる店には多くのお客様が来ます」

私はこれまでもピープのアップで何度か言ってきましたが、何故ピープのような店にこれだけのお客さんが集まるのか、ずっと謎でした。確かにピープのパフェは美味しいですが、基本的にパフェというものは何処の店で食べてもまず美味しいものであり、ピープのパフェが飛びっきり美味しい!他店と比べ物にならないほど美味しい!大絶賛!というものではないと思うのです。そして、店内は殺伐としていて、これもイメージなんでしょうけど、決して清潔感が漂っているとは言えませんし、匂いもあるし(今回はそれほどでもありませんでしたが)、とにかく待たされるし、常識的に考えれば決して良い店とは言えないわけです。それなのに人が集まる、これはどういうことなのか、ずっと謎でした。しかし、今回新聞を見てなるほどと思ってしまいました。アルファー波、ピープの店内はアルファー波で満たされていたのです。
あの殺伐した雰囲気も、匂いも、待たされる時間も全てアルファー波によって心地よい空間となってしまうのです。いえ、あるいはあの殺伐した雰囲気が、匂いが、待たされる時間がアルファー波なのかも知れません。そして、アルファー波で満たされた店内で食べるからこそ、あのシンプル(パフェの常識からいくと独特)なパフェがより一層美味しく感じられるのかも知れません。と、くだらないことを真剣に考えていたらチーズケーキパフェがやってきました。

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しかし、やはりピープのパフェは美味しい。先ほどピープのパフェを大絶賛!というものではないと言いましたが、やはり美味い。少なくともここのパフェより美味しいパフェを私は知りません。

カウンター席からは会計をするお客さんとマスターのやり取りが見て取れます。お客さんの8割は若い女性。それも、カワイイ女の子が多いのです。そして、彼女たちは会計のときにマスターに口々に「美味しかったです♪」「また来ます♪」と言います。会計時にこれだけ多くのお客さんから「美味しい」と言われる店も私は他に知りません。それが若いカワイイ女の子となるとなおさらです。マスターが羨ましい。素直に羨ましいです。

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ピープを堪能して店を出ると、扉には閉店札がかかっていました。時計を見ると1時。パフェで冷え切った体を温めようかなとネオンが輝く方へ歩くことにしました。

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PEOPLE PEAPE(ピープル・ピープ)
札幌市中央区南4条西6丁目
営業時間 水・木 PM7:00前後頃~PM11:00頃
       金・土 PM7:00前後頃~12時頃
       日・祭 PM7:00前後頃~PM10:00過ぎ頃
定休日は月・火週休2日制になります 
※PEOPLE PEAPEとは~人の集まるところ、造語で地球を意味します。
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